top of page

車ネタ。

横溝の愛車はフォルクスワーゲン・ゴルフ1カブリオ。 コンパクトカーの世界的ベンチマーク、ゴルフの初代機でありそのオープンモデルである。 僕のカブリオは年式こそ1991年と最終型ではあるが、そのボディ設計は1974年に天才デザイナー・ジウジアーロの設計のもと誕生したゴルフ1と全く同じままである。 これに乗る前の前まで現行の某ドイツ製コンパクトカーに乗っていた横溝ですが、ドイツ車ってのは国民気質なのかどうも隙が無さすぎ・真面目すぎで堅苦しい印象がありました。たぶん細部まで生真面目に作り込みすぎて全体としては無骨で無愛想な感じが拭えない。リアリズムを追求しすぎて遊びやユルさとは対極にある世界観。。うーん、ドイツ人ってそこらへん不器用なのかなぁ。 しかし、こと旧車に限って言えば製造から30年近くの月日が経過することによって起きる経年変化(劣化??笑)のおかげで、この完璧な隙の無さに絶妙なユルさが加わるわけですよ。 例えていうなら。。 成績優秀・才色兼備な優等生の生徒会長が、30過ぎて同窓会で再会するといい意味で力の抜けた気さくなねーちゃんになってた。。みたいな。 機動警察パトレイバーで言えば、昔カミソリ今昼行灯の後藤隊長。 

進撃の巨人で言えば、稀代の戦略家にして日頃は酔っ払いの奇人と揶揄されているピクシス司令。 わかりやすいでしょ??笑 人間に置き換えてみても、やっぱり完璧なヤツってのはどうしても「余裕」がなくて後ろ指指されちゃう。というか、完璧な人間なんて存在しないんだよね。 だから、機械が完璧に寸分の狂いもなく人間の先回りして物事を処理していくって感覚がどうも気持ち悪く感じてしまうんです。 やっぱり、機械であっても使う側の人間のバイオリズムにリンクしていなければ本当にいい道具とは言えないでしょ。 だから、この「ドイツ旧車」がすごくちょうどいい。ユルさと機能性のバランスが絶妙なんだなぁ。 だってさ、イタリア車じゃこんなバランスは成り立たないよ??だってもともとの機械的信頼性が低いからさ。。 とは言え、カブリオもずっと不動だった水温計がある日突然動いたりするから、それはもうハラハラするけどね。笑 そんな波乱万丈のカーライフもそれはそれで幸せな横溝なのでした。。


特集記事
後でもう一度お試しください
記事が公開されると、ここに表示されます。
最新記事
アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page